
和光純薬、試薬で東南アジア開拓−09年度海外売上高50億円へ
4月27日 日刊工業新聞
和光純薬工業(大阪市中央区、池添太社長、06・6203・3741)は、試薬販売による東南アジア市場の開拓に乗り出す。07年度中にタイとベトナムで日本向け食品などを扱う企業に提供、今後は市場成長が予想されるインド攻略も視野に入れる。試薬事業の売上高は06年3月期で約300億円。このうち海外販売は数%にとどまっており、今回の戦略で2010年3月期にアジアを含む海外全体で50億円に引き上げる。
日本向け輸出製品を対象に、国内で規制のある違法農薬や抗生物質の有無を調べる試薬販売を現地代理店を通じて展開していく。残留基準のない農薬を含む食品の日本国内販売を禁止するポジティブリスト制度に対応するのが狙い。まずタイとベトナムで市場開拓し、インドは医薬品分野向け試薬を提供する予定。
今後は各国の特色に合わせた進出モデルを模索し、将来はアジア全体の開拓を狙う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000018-nkn-ind
いかに、ベトナムが重要視されてるかがわかりますね
